ふくらはぎは、上から降りてくる血液を受けとめ、心臓に戻すポンプの役割を担っています。
しかし、冷えなどによりふくらはぎの働きが低下している方が多いのだとか。
ここでは「とくダネ!」などのテレビ番組でも多数紹介されている『ふくらはぎ健康法』についてご紹介します。
ふくらはぎ健康法が低血圧予防にも 効果的!!
冷え性やだるさ、不眠などの症状があらわれる低血圧には、ふくらはぎをマッサージする『ふくらはぎ健康法』がおすすめです。
ふくらはぎの裏には低血圧の改善に効果的なツボが密集していることや、マッサージによって血行が良くなることから、低血圧の症状の改善が期待できます。
また、肝臓の疲れや肝臓病、月経不順やホルモンバランスの乱れ、更年期障害、お腹の張りや膨満感、便秘、食欲不振などの改善にも効果があるそうですよ!!
ふくらはぎをマッサージするだけで、こんなにも多くの症状の改善が期待できるなんてスゴイですよね!
ふくらはぎで健康状態が分かるの?
ふくらはぎで身体全体の健康状態を図ることが出来ます。
◆身体が健康な状態のふくらはぎ
①体温の状態が良い(ほのかに温かい)
②柔らかい中にも程よい弾力感を感じる
③ふくらはぎを触ると張りがあり押すと心地が良い
④腫瘤のような出来物がなく中の方まで柔らかい
⑤指で押して戻すとすぐに元の状態に戻る
◆不健康な状態のふくらはぎ
①熱を持っていて硬い(高血圧)
②熱を持っているが柔らかい(急性炎症・風邪)
③体温を感じられず硬い(冷え症・婦人病・自律神経系の病気)
④体温を感じられず柔らかく押しても弾力性がない(腎臓病)
このようにふくらはぎを触ったり押したりしただけでも健康状態がわかります。
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ふくらはぎ健康法のやり方は?
さまざまな効果が期待できる『ふくらはぎ健康法』のやり方はこちら!!
◇ストレッチのやり方
まずは、縮んでかたまってしまった状態にあるふくらはぎの筋肉をストレッチして伸ばしておきましょう。
②ゆっくり息を吐きながら、つま先を床に向かって倒し、足の甲をできるだけ伸ばす。
③息を吸いながら、つま先を起こして足の裏と床が直角になるよう足首を曲げる。
②と③を10回繰り返したら、マッサージを始めましょう。
◇マッサージのやり方
②両手の親指の先を重ねて、ふくらはぎの内側の筋肉の骨沿いを内くるぶしからひざに向かって、体重をかけながらゆっくりと押していきます。
③ひざ下までマッサージしたら内くるぶしに戻り、3回繰り返します。
お風呂上がりは血行が良くなっているのでマッサージの効果もアップ!!『ふくらはぎ健康法』で不快な症状とサヨナラしちゃいましょう!!
低血圧予防の食べ物も要チェック!
ふくらはぎマッサージも低血圧の改善にオススメですが、【食生活の見直し】も欠かせません!ここでは必要な体力の向上・良好な血流の改善をもたらす栄養素をご紹介します。
タンパク質は筋肉をつく素となるだけではなく体温の上昇や疲労回復効果が見込める栄養素です。お肉やお魚・大豆や大豆を使った食品を積極的に摂取しましょう。
ビタミンEは抗酸化作用が豊富にあり、血液中に滞っている過酸化脂質を分解します。そのため血液がサラサラになり血行が良くなる働きがあります。ナッツやかぼちゃなどに豊富に含まれています。
血液はカリウムとナトリウムで血圧を調整していますが、高血圧はナトリウムの摂りすぎですが低血圧の方は適度なナトリウムの摂取が必要不可欠です。カリウムを多く摂取するとナトリウムが排出されてしまうので生野菜や果物などの食べすぎには注意です。
<DHA・EPA>
青魚に含まれる脂肪酸で、悪玉コレステロールを下げる効果があります。
<アリシン>
血液にできる血栓を防ぐ役割があり、血流を促します。アリシンはニンニクやネギ等の匂いの元となっており、豚肉や大豆に含まれるビタミンB1と共に摂取すると効果が高まります。
低血圧は食欲不振を引き起こしそのまま減退してしまうと栄養不足になります。
栄養不足から低血糖・生活習慣病になる危険がありますので、3食キッチリと食べるようにすることが重要ですよ!