ちょっと運動を頑張りすぎたときや長い時間立ち仕事をしたときなど、ふくらはぎが痛むことがありますよね。でも、痛みが長引く場合は要注意!!
特に心当たりがないのにふくらはぎが痛むときは、「もしかして悪い病気かも?」「何科を受診すればいいのかな?」と不安になってしまいますよね。そんなアナタのために、ここでは、ふくらはぎの痛みの原因や何科を受診すればよいかなどをお話ししていきます。
ふくらはぎの痛みの原因は?
ふくらはぎの痛みは筋肉痛や張り・コリをはじめ、肉離れなどさまざまな原因で起こります。痛みの度合いも我慢できるものから激痛のもの、痺れを伴うものなどさまざまですし、人によって痛みの感じ方も違います。ふくらはぎの痛みの原因は大きく分けて次の4つになります。
「ふくらはぎの筋力の低下」が原因の場合
これは『運動不足』が原因です。日頃から運動をしていない人が急に激しい運動などをすると、ふくらはぎを痛めてしまうことになります。
筋膜が原因の筋膜炎もあります!
「閉塞性動脈硬化症」が原因の場合
こちらは血液がドロドロしている人によく見られるもので、血行が悪いことにより ふくらはぎに痛みが現れるものです。心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こすこともあるので、早めの対処が必要です。体が温まっているお風呂上りにマッサージをしたり、玉ねぎなど血行を良くする食材を食べることで改善されます。
「成長痛」が原因の場合
子供が成長していく過程で、ふくらはぎなどの足に痛みを感じることがあります。一般的に3歳~10歳の子供でよく起こりますが、なかには成長痛が起きない子もいるようです。
成長痛は病気やケガではないので、治療の必要はありません。日がたつごとに痛みもなくなってくるので様子を見ていればいいですが、あまりにも痛みが長引いている場合は 整体などで診てもらえることもありますが、病院で検査を受けてみるといいでしょう。
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「坐骨神経痛」が原因の場合
座骨神経とは、腰から太ももを通って足の先に伸びる神経のことをいい表します。この間で、何らかの刺激や障害を受けると座骨神経痛が発症します。坐骨神経痛は運動不足が原因な事が多いと言われています。
また、パソコン作業など椅子に座って作業をすることが多い人は、腰への負担が大きいので、ふくらはぎからお尻にかけて まるで電気が走ったような痛みを感じることがあります。
座骨神経痛の主な症状は腰痛、しびれです。座骨神経に沿った部分に鋭い痛みやしびれを感じることがあります。なかには直接部位が痛み出す人もいます。
人によって痛さや発症する部位は異なってきます。腰から太ももへ痛みが移動し、太ももからふくらはぎへ、最終的に足の裏側に痛みが移動してしまう方も中にはいます。症状が悪化するほど、足先へのダメージが拡大してしまうんです。
こちらは慢性化しやすいので、だんだん痛みに慣れてしまうこともありますが、早めに病院で治療を受ける必要があります。ただの腰痛と勘違いされがちなので、しびれを伴う場合などいつもと違った痛みを感じた場合は早めに病院に行きましょう。
ふくらはぎのストレッチ方法
ふくらはぎは、「第二の心臓」とも呼ばれています。なぜなら、ふくらはぎは心臓から足へ送られた血液を再度心臓へ送り返す、ポンプの様な役割を果たしているからなんです。
ポンプ作用は歩くことによって起きる現象です。体を動かすことで座骨神経の痛みを軽減できるかもしれません。運動もですがふくらはぎの痛みは筋肉をゆるめることで解消、軽減することが多いと言われています。
自宅で簡単にできちゃうストレッチ方法がこちら!
①…椅子に座った態勢から始まめます
②…つま先を地面につけたまま「かかと」をあげます
③…宙に上げた「かかと」を前側へと押し出します
④…「かかと」の位置を上の③の状態のままキープしながら体を横にひねっていきます
この状態で3秒ほどキープし、力を抜いた状態で10秒停止し休憩します。こちらを3セットほどやってみてください。
少しでも痛みや違和感を感じるようだと力の入れすぎです。あくまでもストレッチなので、気持ち良い程度に、筋肉が伸びている状態を維持するように試してみてください。
⇒こちらのストレッチもおすすめ♪
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痛みが治らない時は病気かも?!
数日経っても ふくらはぎの痛みが治らない場合は、【糖尿病】や【動脈硬化】などの可能性もあります。痛みのほかに、気になる症状がある場合は早めに病院で診てもらってください。
ふくらはぎの痛みの治療法は 痛みの原因によって違ってきます。
基本的には冷えや栄養不足、筋肉疲労、血流の問題であることが多いので、身体を冷やさないようにすることやビタミンやミネラルなどを摂るよう食生活を見直すことなどが大切です。EPAを含む青魚や緑黄色野菜・豆類などオメガ3脂肪酸が多く含まれる食品は、動脈硬化の予防・改善に効果的ですよ。
また、運動の前後はしっかりとストレッチすることも忘れないでくださいね。ふくらはぎのストレッチはこちらの動画を参考にしてみてください♪
病院は何科を受診するべき?
ふくらはぎに痛みがある場合、何科を受診すれば良いのでしょうか。ふくらはぎに限らず、「この場合は何科に行けばいいのかな~」と悩むことってありますよね。
ふくらはぎの痛みの場合は まずは整形外科などでレントゲン検査などをしてもらい、原因や病気を特定してもらうと良いでしょう。